
カッター切り込み軸に油圧駆動を採用し、テーブル左右軸(X軸)のみを
NC化した標準的なキー溝加工専用機です。
キー深さが一定となるため、単一の量産品を加工する場合に向いています。
また加工できるキー溝幅を大きくし、テーブルストロークを長くしたMH-AL型もあります。

MH-AS/AL型のカッター切り込み軸(Z軸)とテーブル左右軸(X軸)をNC化した
2軸キー溝加工機です。
切り込み軸(Z軸)をNC化することでキー溝深さを容易に変更できるため、
MH-AS/AL型キー溝盤より一層使いやすくなっています。
当機種は複数の量産品加工に向いた機種となります。
また加工できるキー溝幅を大きくし、テーブルストロークを長くしたMH-LDF型もあります。

MH-SDF/LDF型キー溝盤にカッター上下軸(Y軸)とATCを採用することで、1チャッキングでキー巾が異なるキー溝の加工が可能となりましたし、またキー溝の向心度の調整もNCにて容易に行うことができるようになりました。
さらにMH-VKFを小型化し、カッター軸にビルトインモーターを採用した
MH-SVKF型や長軸物に対応できるようにしたMH-LVKF型もあります。
MH-SVKF型では、浸炭焼入れ後のキー溝修正加工(超硬エンドミル使用)も可能です。

カッター切り込み軸(Z軸)をNC化した半月キー溝加工専用機です。
MH-RA1型は独自のカッターサポートを採用することによって、
カッターの剛性・安定性が向上し高速切削が可能となっています。
また側面からの切削となるため、切粉のハケも良く、切削性に優れています。
カムシャフト・クランクシャフト用ジャーナル部NC成形フライス盤です。
剛性のあるNC割出装置を使用し、NCによる同時2軸制御によって
高速かつ円滑な切削が可能となっています。
またカッター左右軸をNC化しており、エンジン用の排気カム・吸気カム
などの部品には当機種が適します。

従来のカム成形フライス盤(MH-CPF型)では加工できないような長尺のワークや
大型のワークを対象としたCNCカム成形フライス盤です。
MH-CPF2では、大型ワークでも高速切削を可能にするために、芯押台の代わりに副NC割出装置を取付け、またワークテーブルの固定化などの工夫を行っています。

従来よりご好評をいただいていますスプラインミル専用機です。
カッター切り込み軸(Z軸)をNC化した1軸CNCタイプと
テーブル左右軸(X軸)もNC化した2軸CNCを採用した機種を取り揃えています。
またスプラインばかりでなく、半月キー溝・切り上げキー溝、メタルソー等による
スリ割り加工など幅広いフライス作業も行うことができます。
またテーブルストロークを長くしたMH-LBF型もあります。
NC割出装置(オプション)
複リードウォームを組み込んだNC割出装置とテーブル左右軸を同期制御することで、
リード溝や可変ピッチスクリューなど複雑な加工が高精度に行えます。
こちらはオプションにて各機種に取付可能です。

NC割出 |

加工サンプル |